空き家は放置NG!放置するデメリットやリスクも解説!

公開日:2022/12/01

空き家を保有しているが、遠方に住んでいるため、放置してしまっているという方もいるのではないでしょうか。空き家は、放置するとデメリットやリスクがあります。そのため、空き家は放置せずに、売却した方がよいとされているのです。この記事では、空き家を売却した方がよい理由や、放置前にするべき対策を紹介します。

空き家は放置せずに売却したほうがよいとされる理由とは

さまざまな理由から、空き家を放置してしまっている方もいるでしょう。しかし、空き家は放置してはいけないといわれています。空き家は、放置せずに売却した方がよいのです。なぜ空き家は、放置せずに売却した方がよいのか紹介します。

資産価値が下がってしまう

建物は使用しないと、湿気が原因で劣化が進んでしまいます。換気が行われないので、カビが発生し、シロアリの被害にも繋がります。劣化が進むことで、資産価値は下がってしまうのです。資産価値が下がってから売却すると、相場よりも安くなってしまったり、買い手が付かなくなってしまったりする可能性もあるでしょう。

近隣住民とのトラブルに繋がる

雑草が生い茂ったり害虫が発生したりすることで、近隣住民とのトラブルに繋がる可能性があります。雑草が近隣住民の敷地内に侵入してしまったら迷惑をかけてしまいます。また、台風などで、劣化が進んだ建物が倒壊する恐れもあるのです。近隣住民に損害を与えてしまうと、所有者が責任を負うことになりますので注意が必要です。

犯罪に巻き込まれる

放置された空き家は、敷地内にゴミを置かれたり、放火の被害に遭ったりなど、犯罪に巻き込まれる恐れがあります。人が住み着いてしまう可能性もあるでしょう。放火などの被害に遭ったとしても、空き家の撤去は所有者が費用を負担しなくてはいけないのです。

コストがかかる

建物を所有していると、固定資産税が課せられます。そのため、放置していたとしても固定資産税は課せられるのです。使用していなくてもコストがかかってしまいますので、売却することを検討した方がよいかもしれません。

特定空き家に指定されると大損失?

空き家が増えていることを踏まえ、空家等対策特別措置法が施行されました。空家等対策特別措置法によって、管理されていない空き家は、特定空き家に指定されることになりました。

特定空き家に指定されると、適正な管理を行うように助言されます。簡単に対応できる助言が多いのですが、助言に従わない場合は、指導が行われます。さらに指導に従わなければ、勧告を受けることになるでしょう。勧告を受けると、住宅用地の軽減措置の対象から外れることになり、固定資産税の金額が増えてしまうのです。

勧告にも従わなければ、次は改善の命令となります。改善措置の内容や期限が命令されます。命令に従わなければ、50万円以下の罰金が科せられる可能性もあるでしょう。命令を受けても改善されなければ、所有者の代わりに行政が、建物の解体や樹木の伐採を行う場合もあります。

もし特定空き家に指定された場合は、早い段階で適切な対応を行う必要があります。早い段階で対応しなければ、大損失となってしまう恐れもありますので注意しましょう。

空き家は放置NG!放置前にどんな対策をするべきなのか

空き家を放置することは、デメリットやリスクが多いので、注意しなくてはいけません。放置せずに対策する方法を紹介しますので、参考にしてください。

売却する

空き家を放置すると、資産価値が下がってしまいます。放置すればするほど劣化が進んでいくのです。そのため、空き家を使用しないと決めたならば、できるだけ早い段階で、売却することをおすすめします。不動産会社に査定を依頼し、売却の手続きを進めましょう。査定を依頼する前に、部屋の換気や掃除、庭の手入れなどをしておくことも大切です。

空き家バンクを利用する

自治体が運営する空き家バンクというものがあります。空き家の所有者と空き家を探している人が、マッチングできるサービスです。空き家バンクでマッチングした場合、不動産会社を通すのではなく、すべて所有者が価格交渉や手続きを行う必要があります。通常の不動産売却とは異なりますので、注意しましょう。

空き家を解体する

空き家を使用する予定がないのならば、解体してしまう方法もあります。解体してしまえば管理する必要がないので、所有者の負担は大幅に減らせるでしょう。近隣住民とのトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクもなくなるので安心です。

解体すると住宅用地の軽減措置の適用からは外れてしまいます。土地に課せられている固定資産税が、高くなってしまうことは理解しておきましょう。

まとめ

空き家を放置すると、さまざまなデメリットやリスクがあります。資産価値が下がるだけでなく、近隣住民とのトラブルや犯罪に巻き込まれる恐れもあるのです。特定空き家に指定されてしまうと、損をしてしまう可能性もあるでしょう。

所有している空き家を使用する予定がないならば、できるだけ早い段階で売却することをおすすめします。不動産会社に依頼することが一般的ですが、空き家バンクを利用する方法もあります。空き家は放置する前に、対策することが重要です。

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